”ごみ溜め”と呼ばれるほど、
やる気のないスタッフばかりが集まった部署を・・
たった1年で、会社中の人が「働きたい!」と殺到するほどの
部署に変えてしまった、シアトルの”魚市場”から学んだ
あなたの会社を激変させる”4つのコツ”・・・
「FISH ! 鮮度100% ぴちぴちオフィスのつくり方 スティーブン・C・ランディンほか」
この本のストーリー
主人公は、2人の子供を持つシングルマザーのメアリー。
彼女は、大手金融機関のマネージャーに抜擢されるが、
そこは”ごみ溜め”と社内で呼ばれるほど、
やる気のないスタッフばかりが集まった部署だった。
彼女は何とかして、この部署を改善しようと奮闘する中で、
ある日偶然通りかかった、”魚市場”にそのヒントを得る。
そこから学んだ、仕事の”4つのコツ”を
部署内のスタッフにシェアしたところ、
みな見違えるような働きぶりを見せ、
”ごみ溜め”は、”憧れの場所”へと変貌した。
この本に登場する、
シアトルの「パイク・プレイス魚市場」は実在する。
世界一の魚市場と呼ばれ、
今ではマクドナルド、アマゾン、米国陸軍をはじめ
4000以上の組織で、そのノウハウは取り入れられている。
魚市場発! イキのいいオフィスをつくる4つのコツ
①態度を選ぶ
つねにポジティブな姿勢で、
出社するように心がけること。
仕事そのものは選べなくても、
どんなふうに仕事をするかは自分で選べる。
「仕事を変えさえすれば、きっと幸せになれる」
それは大きな間違いだ。
②遊ぶ
オフィスが活気にあふれるような、
遊び方を取り入れることが大事。
商売だから、利益をあげることが仕事の目的で
あることは間違いない。
そこは誤解してはいけない。
ただし、それを楽しみながらやることで生まれるメリットは
計り知れないものがある。
③人を喜ばせる
顧客や同僚に対してエネルギッシュな、
楽しい雰囲気で接しよう。
お客様を喜ばせる、楽しい思い出をつくってあげる。
自分たちだけで楽しむのではなく、
お客様が”参加”出来る方法を見つけること。
これは、重要なキーワード。
対面だけに限らず、ネットでもお客に”参加”してもらうというのは
重要なことではないだろうか。
ネットビジネスのプロダクトローンチなどを見ていると、
「あなたがこのビデオを見た感想を教えてください、
そうすればプレゼントを差し上げます。」
「半年後の自分はどうなっているか、ここで宣言してください。」
など・・商品を購入する前から、
お客様を意図的に参加させるような取組みが見られる。
④注意を向ける
人があなたを必要としている瞬間を逃さぬよう、
いつも気を配ろう。
定員たちが楽しそうに遊んでいたり、
仲良さそうに談笑をしている。
そういう店はいくつもある。
しかし、問題は「自分たちだけで楽しんでいること」
お客の方に目を向けずに、仲間の方にばかり気を取られている。
そこにお客を入れてあげたら、もっと楽しいのに!
この本は、自分自身が最高の組織づくりに役立つのはもちろん、
自分自身が仕事を楽しむためのヒントにもなる。
何しろ、成人は目覚めている時間の約75%を、
仕事に関連した活動に費やしているのだから・・・