シックスセンス
評価:3.7
キャスト:ブルース・ウィリス、ハーレイ・ジョエル・オスメント
最後の最後で、全てが覆される、予想外のオチが秀逸。
小児精神科医の第一人者マルコム。
ある晩、彼は妻のアンナと一緒にいたところを、
押し入ってきた元患者のヴィンセントに撃たれた。
ヴィンセントは、彼を撃った後に自殺。
この事件は、彼の心に大きな傷を残した。
・・1年後、フィラデルフィア。
妻のアンナと言葉を交わすことも出来ず、
悶々とした日々を過ごすマルコム。
そんな折、他人に言えないある能力を持つが故に、
心を閉ざした8歳の少年コールと出会う。
彼の能力とは、死者が見えること。
彼はこのことを、母のリンにも話せず、
友達からも異常者扱いされ、苦しんでいた。
やがて、コールとマルコムは心を通わすようになり、
ようやくその秘密を打ち明ける。
度重なる死者の登場に、怯えるコールだったが、
死者は彼に自分の望みを叶えてもらうことが目的であり、
その後は自然と成仏していくのであった。
やがて、悩みを克服したコールは、
母のリンにも秘密を打ち明けることが出来た。
一方で、マルコムは妻のアンナの事でまだ悩んでいた。
コールは、マルコムに「彼女が眠っている間に話しかけてみて」と助言をする。
その晩、マルコムはリビングで眠っているアンナに話しかける。
すると、彼女は寝言で「どうしてあたしを残して遺ってしまったの?」
とつぶやく・・・
その瞬間、マルコムの頭の中に、
あの日ヴィンセントに撃たれた日がフラッシュバックした。
彼は、ようやく真実を知るのであった・・・