254214_01_1_2L

「日本一のマーケッター 神田昌典が見ている、10年後の世界の姿」

この本には、栃木県の高校生900名に向けて
日本一のマーケッター、神田昌典が
”コッソリ”と話した、10年後の未来予報が書かれています・・

「未来なんて予測する必要があるの?」
そう、あなたは思われたかもしれません。
しかし、過去を振り返る事でその重要性が分かります。

特に、歴史の転換点では世の中が
ひっくり返るほどの大きな変化が起こるのです。
そして、その歴史は「70年周期」で巡っているという事実。
今から69年前は、太平洋戦争終結。
GHQによる占領を経て、現代の民主主義のベースが
作られるようになりました。
その70年前は、明治維新の終結。

この明治維新を例に挙げると・・
幕府体制のもとで、成功するために
皆必死で、剣術を学びました。

しかし、間もなく「帯刀」が
禁じられることになったのです。
来る日も来る日も、
厳しいトレーニングを積んでいたにも関わらず
その努力は、一瞬でムダになってしまいました。

あなたは、映画「ラストサムライ」を見ましたか?
この映画は、明治維新直後の日本を描いたものです。
政府は急激な欧米化を進め、武器は拳銃が主流となりました。
一方で、刀を持った侍たちは、徹底的に排除。
それまでの価値観が、一気に覆された瞬間です。

それに抵抗した勝元(渡辺謙)の一団は、
政府に対して反旗を翻すものの、拳銃で撃ち殺され、全滅する。
近代的なマシンガンに、刀で向かっていって勝てるはずがありません。

つまり、歴史の転換点では、賢い生き方だったはずのものが
突然、世の中から見放されてしまう・・

こんなことが、実際に起こりえるのです。
この時、勝元たちが未来をいち早く予測し、
何年も前から、英語や、欧米の武器を取り入れることをしていたら、
未来は、全く違うものとなったでしょう。

だから、未来を予測することは、とても大切なのです。
そして、この70年周期の変化というのは
次回、2022年にやってきます・・

この本では、「7つ」のあまりにショッキングな未来予報が描かれています。

①お金がなくなる
②会社がなくなる
③病気がなくなる
④国境がなくなる
⑤学校がなくなる
⑥貧困がなくなる
⑦制約がなくなる

どれも常識外れとも思える、
ショッキングな内容です。
しかしよく考えてみると、どれも少しづつ
実現の”予兆”が出てきています。
そして、そのキモとなるキーワードが
「インターネットの発展」 「SNSの発達」 「ケータイ電話の普及」
この3つです。

この本一冊で、完全に未来が予測出来る。
というわけではないと思います。
しかし、未来を予測する「ヒント」になることは間違いありません。

時代の転換点と言われる「2022年」まで、あと「8年」。
そのとき、未来がどれだけ変わっているのか?
この本を読んで、少し、未来の姿を覗いてみましょう。


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

*
*
Website

CAPTCHA